地域面で206回にわたって連載した「再発見 しもつけの史跡」が3月末で終了した。スタートは2020年10月。新型コロナウイルス禍で遠出が難しい中、「身近な場所の魅力を再発見してもらおう」が企画意図の一つだった。

 連載では、道端にひっそりたたずむ碑や、いまや雑木林にしか見えない古墳なども紹介した。足を運んでくれた読者から「地元にこんな場所があったとは知らなかった」との感想を何度も頂いた。

 コロナ禍で私たちはさまざまな制約を強いられたが、平時なら気に留めなかったような身近な事物の魅力に目を向ける機会も得た。地域への愛着や誇りは、コロナ禍収束後の暮らしも豊かにしてくれるはずだ。

 最後に宣伝になるが、来週から「しもつけの史跡」の後継企画として県内各地の像やモニュメントを紹介する「わがまちの像(カタチ)」がスタートする。総支局から上がってきた取材候補の中には初耳のものも多い。新たな「再発見」につながるのではないかと期待している。