多くの人でにぎわう「益子春の陶器市」=2019年4月、益子町益子

 栃木県の益子町観光協会や益子焼協同組合、町などでつくる益子陶器市実行委員会は14日、「第105回益子春の陶器市」を29日~5月8日に町中心部で開催することを決めた。新型コロナウイルス禍で2020年春から中止となっており、開催は3年ぶり。

 実行委によると、出店者や来場者から開催を希望する声が寄せられていた。屋外でのイベントであることを考慮し対策を徹底した上で開催することを決めた。

 感染対策として、益子駅や城内坂交差点など6カ所に「検温ステーション」を設置し、来場者には検温や手指消毒を求める。検温を済ませた人にはリストバンドを着用してもらう。また感染対策費用として任意で1人当たり100円の協力を呼び掛ける。緊急事態宣言などが発令された場合は中止も検討する。

 実行委の外池茂樹(とのいけしげき)委員長は「来場する方にも感染対策への配慮をお願いし、益子の春の風物詩を楽しんでいただきたい」と話した。

 陶器市は1966年に始まり、毎年春と秋に開催される町の一大イベント。2020年春から昨秋まで4季連続で中止となった。コロナ禍前は春約40万人、秋約20万人が訪れた。