鷲宮神社境内に完成した山車小屋と大塚さん

 【栃木】都賀町家中の鷲宮自治会はこのほど、同所の鷲宮神社内に山車を収納する小屋を新築した。

 同自治会の山車は、毎年11月に8自治会が山車を出す祭り「例大祭」や地元のイベントなどで活躍している。これまで自治会員が持ち回りで管理していたが、火事で焼けたり、壊れたりしたことがあったという。伝統の山車を後世に残していくため、神社に奉納して山車小屋を建てることとした。

 昨年3月、自治会員10人で鷲宮太鼓連山車保存小屋建設委員会を設立。過去20年間の祭りの収益や自治会員らの寄付金で150万円を工面した。自治会員からの材木の寄贈や無償での図面作成などの協力もあり、完成にこぎ着けた。山車小屋を示す看板は自治会員が手作りした。

 同委員会の大塚幸八(おおつかこうはち)さん(66)は「費用の問題があったが、何とか実現できてほっとしている」と話した。