年代別3回目接種率と年代別感染者割合

 【宇都宮】大型連休に向けて人の移動が活発化し、新型コロナウイルス感染者の増加が懸念されるとして、市は3回目ワクチン接種の予約枠を22日から大幅に拡大し、5月8日までに約3万8千人分の接種が可能な体制を整える。このうち希望が多い米ファイザー製ワクチンを1万7千人分確保したほか、接種率が低い若者向けの周知・啓発も強化し、接種を促す。

 市保健所によると、市内の18歳以上の3回目接種率は全体で50・7%。60代以上は7割を超えているのに対し、20~40代はそれぞれ2割台にとどまっている。

 一方、4月1~7日の市内の感染者(1325人)を年代別にみると、40代以下が8割以上を占める。子どもから大人、大人から子どもへの家庭内感染が多いほか、就職や引っ越しに伴い20代の感染者が急増しているという。

 今後、ファイザー製の供給が増えるのに合わせ、市は医療機関による個別接種にファイザー製を追加投入。米モデルナ製と合わせて約3万5600人分の個別接種を行う。平日夜間や土日には約2700人分の集団接種を行う。

 今回の予約枠が全て埋まれば、市全体の3回目接種率は約6割になる見通し。市は「ゴールデンウイークをみんなで安心して過ごすため、連休前の接種に協力してほしい」と呼び掛けている。12~17歳の3回目接種は今月14日に始まる。