2019年に開催された花火大会で鹿沼市の夜空を彩った花火=2019年、鹿沼市朝日町

 鹿沼市や鹿沼商工会議所などで組織する鹿沼さつき祭り協賛花火大会実行委員会(委員長・福田義一(ふくだよしかず)副市長)は12日までに、新型コロナウイルスの影響を勘案し、例年5月のさつき祭り初日に予定していた黒川河川敷での花火大会の開催を見送ることを決めた。中止は3年連続。

 花火大会の代替事業として5月28日、「鹿沼さつきまつり協賛 感謝と応援の花火」と題し、今宮町の御殿山公園と楡木町の鹿沼72カントリークラブ(CC)で規模を縮小して花火を打ち上げる。

 開催可否を協議していた同実行委は「不特定多数の観衆が集まることが想定される従来形式の開催は避けたい」と結論付けた。一方で、「コロナ禍で厳しい状況が続いている市民や事業者を活気づける」ことなどを目的に、規模を縮小して実施することとした。

 同公園では午後7時半~8時の間の10分間、医療従事者への感謝を込めた青色花火など約350発を、同CCでは同7時半~8時10分に、1尺玉やウクライナの平和を願う青と黄色の花火など約千発を打ち上げる。

 鹿沼ケーブルテレビや、動画投稿サイト「ユーチューブ」の鹿沼青年会議所のチャンネルなどで生中継し、駐車場や観覧スペースは設けないという。

 福田委員長は「中止は残念だが、花火を何らかの形で継続したいと判断した。中継もあるので密にならずに楽しんでほしい」と話している。

 さつき祭りは5月28日~6月6日、茂呂の市花木センターで開かれる。