那須烏山市役所

 【那須烏山】任期満了に伴い17日告示、24日投開票で行われる市議選(定数16)を前に、下野新聞社は立候補予定者17人に政策アンケートを行った。南那須地区広域行政事務組合の次期保健衛生センター整備で、約半数の9人が「候補地を再検討」と回答。市庁舎整備は、「本庁舎を中央公園に新設」4人、「神長(かなが)地区に新設」3人、「その他」9人と、新設の必要性を認めつつ意見が分かれた。

 次期保健衛生センター整備で組合執行部は、候補地の志鳥地区にごみ中間処理、し尿処理の両施設を整備したい考え。一方で広域議会は2月、同地区住民が提出した候補地選定の再検討を求める請願を採択した。

 これに対し、「候補地に両施設を併設」「候補地に一方を建設」は各1人と少数派。9人が「候補地を再検討」とし地元の意向重視の立場を取った。「その他」は6人で、「ごみを燃やさない方式とし、候補地も再検討」(小堀道和(こぼりみちかず)氏)、「他の広域行政との連合の議論が必要」(相馬正典(こぼりみちかず)氏)との意見があった。

 市庁舎整備は「分庁方式のまま」の回答がなく、本庁舎方式への移行は現職間の合意事項となっている。ただ、「その他」の9人のうち8人は現職で、「もっと議論が必要」(興野一美(きょうのかずみ)氏)、「議論・調査が不十分」(沼田邦彦(ぬまたくにひこ)氏)などと意見が集約されていない市議会の現状が浮き彫りとなった。

 防災集団移転の移転先は「できる限り(下境、宮原の)両地区近隣で確保」6人、「両地区にこだわらず市内全域で確保」5人と半々。「その他」は6人で、「市民の要望に沿う形での確保」(福田長弘(ふくだながひろ)氏)との考えが多かった。

 取り組みたいテーマは「農商工業の振興・企業誘致・雇用」が6人と最多。川俣純子(かわまたじゅんこ)市長の評価は「支持」「どちらかといえば支持」が計7人。「その他」も7人で、「是々非々で臨む」(平塚英教(ひらつかひでのり)氏)との立場が目立ち、新人2氏は共に「評価する立場にない」などとした。