平山町長(中)にパン「小さな契約」の金賞受賞を報告した笠原計人さん(左)、智江さん

金賞を受賞したパン「小さな契約」の匂いを楽しむ平山町長。左は智江さん

平山町長(中)にパン「小さな契約」の金賞受賞を報告した笠原計人さん(左)、智江さん 金賞を受賞したパン「小さな契約」の匂いを楽しむ平山町長。左は智江さん

 全国のパン店が手掛けた新作パンの人気を競う「パンのフェスアワード2021」で、那須町湯本の「パン香房ベル・フルール」のパン「小さな契約」がグランプリに次ぐ金賞に輝いた。那須高原産のとちおとめなど、地元食材をふんだんに使った看板商品で、同フェス実行委によると本県のパン店の受賞は初めて。

 同アワードは、日本最大級のパンイベント「パンのフェス」(3月11~13日、横浜市)参加店のうち37店が昨年1年間に作った新作パンの中から、エントリー店を訪れた客による事前投票とイベント来場者による投票を基に、グランプリ1点、金2点、銀3点、銅5点などの受賞パンを決定。今年1~3月に開催した。

 見事金賞を受賞した「小さな契約」は、那須高原産の「とちおとめ」と牛乳、県産小麦「ゆめかおり」を使用。生地には水を一切使わず、とちおとめ果汁100%とわずかな牛乳だけで焼き上げた。地元農家のドライイチゴがかわいらしい見た目を演出している、まさにイチゴ一色のパンだ。

 パン香房ベル・フルールのシェフ笠原計人(かさはらかずひと)さん(55)は「イチゴなど那須のブランド食材が客に刺さった。那須に賞を取らせてもらった」と感謝する。

 笠原さんと、妻で同店社長の智江(ともえ)さん(54)は3月末、町役場を訪れ、平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長に受賞を報告。智江さんは「全国に那須のブランドを発信する手伝いができたらうれしい」と笑顔だった。