【栃木】市内中心部を流れる巴波(うずま)川に、障害のある子どもたちが作ったアクリル板のこいのぼり125匹が飾られている。春の風物詩「うずまの鯉(こい)のぼり」と共に5月10日まで色鮮やかに風になびく。
子どもたちの楽しみをつくるとともに、春の巴波川をさらに華やかにしようと、巴波川で遊覧船を運航するNPO法人「蔵の街遊覧船」が市内外の特別支援学校や福祉施設に声を掛けて初めて主催した。
巴波川橋から幸来橋までの左岸約100メートルに飾られた縦8センチ、横15センチのアクリル板には、個性豊かなこいのぼりや好きな言葉が油性ペンなどで描かれている。今後も徐々に増やして184匹を目指す。
同法人の船頭森克茂(もりかつしげ)さん(61)は「子どもたちの表現の美しさやかわいさを感じてほしい」と話す。