保護者に見守られながら入学式場に入場する新入生

 【足利】旧足利高と旧足利女子高が統合した足利高の開校式と入学式が7日、同校で行われた。3学年で22学級、全校生徒871人の県立高屈指の大規模校が誕生した。渡辺佐知夫(わたなべさちお)校長は「(100年の歴史を誇る旧足利高、旧足利女子高の)伝統の精神と、新入生が吹き込む新しい風を融合させ、新たな校風を発展させてほしい」と呼び掛けた。

 新たな足利高は、進学に重点を置く男女共学の普通科単位制高校。創立年は旧足利女子高の1909年を継承する。校訓は「進取、忠恕(ちゅうじょ)、自学」。

 開校式には早川尚秀(はやかわなおひで)市長、旧足利高の卒業生で新しい校歌を作詞した売野雅勇(うりのまさお)さん、校章をデザインした那須烏山市在住の造形作家有坂隆二(ありさかりゅうじ)さんらが出席した。

 渡辺校長が開校を宣言した後、新校設立準備委員を務めた早川慶治郎(はやかわけいじろう)同窓会長が史跡足利学校ゆかりの楷(かい)の木の枝葉などをデザインした新しい校章をあしらった校旗を渡辺校長に手渡した。

 その後、生徒たちが新しい校歌を披露した。売野さんは「今日からこの校歌を、私の代表作としたい。皆さんにこの曲を一生愛し続けてほしい」と語り掛けた。

 新入生と保護者が出席した入学式では、新入生代表の江田智識(えだとものり)さんが「新しい足利高の最初の入学生であることに誇りを持ち、家族、先生、歴史を受け継いできた先輩に感謝し、日々精進していくことを誓います」と宣誓した。