大塚朋之氏

 2006年の町長選で当時県内最年少首長の40歳で初当選を飾り、連続4期務める。

 「1期目は財政をどう立て直すのかということで、正直手いっぱいだった。大手企業の撤退などもあったが、経常収支比率といった町の財政指数は健全化できたと思う」。就任以来心掛けてきたのは「経営感覚を持った町を築くこと」だ。

 益子焼販売店社長から一転、政治家の道を歩み始めて16年。町政のトップに立って最も印象に残った出来事の一つに、18年の全国消防操法大会「ポンプ車の部」で初優勝した町消防団を挙げた。「消防団は、自分たちの町は自分たちで守るという住民自治の象徴。一報を聞き、体がブルブルっと震えた」と懐かしむ。

 今回の町長選では「『楽しむ自治』と『経営感覚』が未来を拓(ひら)く」を掲げ、「次の世代へ引き継ぐための土台作りの4年間にしたい」と5選を目指す。

 趣味は読書。早朝のジョギングは中断し、選挙後に再開するつもりだ。益子に妻、長男と暮らす。