公園内に設置された「停車場」

 【栃木】撮影の一部が市内で行われ、昨年5月に公開された映画「いのちの停車場」に登場したバスの停車場を再現したセットが6日、室町のうずま公園でお披露目された。

 映画は終末期の在宅医療がテーマで、女優の吉永小百合(よしながさゆり)さんが主演を務めた。撮影は、市中心部を流れる巴波(うずま)川などで行われた。

 停車場のセットは、市内での先行上映に協力したライオンズクラブ国際協会が寄贈した。市民らに撮影地であることを知ってもらい、ロケ地巡りを通して観光振興につなげる狙い。

 また、同クラブ独自に、停車場内に回線がつながっていない電話「いのちの電話」も設置。受話器を握り、亡くなった人などと心で会話することで勇気や希望を感じてほしいという。

 同協会333-B地区2リジョン2ゾーンの田沼常宜(たぬまつねのぶ)ゾーン・チェアパーソン(72)は「命について考える場所として浸透していってほしい」と話した。