第一声を放つ大塚氏

 16年前、町長選に初めて立候補した。益子町は財政難だった。町長の給与や議員の報酬をカットした。窓口の手数料もアップした。そういう時代だった。

 細かいことから始めた。ごみを分別し、ちょっとずつお金を浮かせ、健康づくりをして医療費がかからないようにし、少しずつ財政を健全化させていった。

 ところが東日本大震災などで、町の経済が落ちた。自分たちで経済をつくろうと、地場産業づくりをした。「農業」「食」「観光」で経済をつくってきた。客を呼んでお金を落としてもらおうといろいろな仕掛けをしたことで、経済波及効果につながっている。

 今回、論点になっている図書館は、財政がだめだから造れないという話になっているが、財政を立て直してきた。

 今、経験したことのないような時代に生きている。2040年までに益子の少子化をストップさせる。その礎の4年間にしたい。少子化を逆転させたという時代をつくって、次の世代にバトンタッチをしたい。