第一声を放つ広田氏、大塚氏(左から)

広田茂十郎氏

大塚朋之氏

第一声を放つ広田氏、大塚氏(左から) 広田茂十郎氏 大塚朋之氏

 任期満了に伴う益子町長選と同町議補選(欠員1)が5日告示された。町長選に届け出たのは、元町議会議長で前町議の無所属新人広田茂十郎(ひろたもじゅうろう)氏(67)と、5選を目指す無所属で現職大塚朋之(おおつかともゆき)氏(56)。2氏による一騎打ちの選挙戦へ入った。

 広田氏は午前9時15分から、同町長堤の選挙事務所で出発式を行い、第一声を放った。これまで15年務めてきた町議としての活動や、4年半に及んだ町監査委員の職責を通じ、「町民の声が届いていないことに強い危機感を持った」と指摘した。

 生活インフラを整備し、「災害に強いまちをつくる」考えも示した。「益子に漂っている閉塞(へいそく)感を打破しなければならない。町民の声を基点にまちづくりを進めていく」と訴えた。

 同日夕の出陣式には支援する同町議らが訪れた。

 大塚氏は午前9時半から、同町益子の鹿島神社で出発式に臨み、同町長堤の道の駅ましこの開業や、茨城県笠間市と共同申請した日本遺産認定など、4期16年の実績をアピールした。

 就任当初の財政難にも触れ「少しずつ財政を健全化させていった」と強調した。「少子化を逆転させたという時代をつくって、次の世代にバトンタッチをしたい」と引き続き町政を担うことに意欲を見せた。

 同日夕の出陣式には佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員や上野通子(うえのみちこ)参院議員のほか、県内各町長が駆け付けた。

 2018年の前回町長選で広田氏は大塚氏陣営の選対幹事長を務めたことから、保守系の分裂選挙となった。

 町議補選には、無職の無所属元職大槻(征夫おおつきゆきお)氏(68)と、会社員の無所属新人大塚隆(おおつかたかし)氏(62)の2人が届け出た。

 投票は10日午前7時~午後6時、町内14カ所で行われ、即日開票される。