防犯カメラの設置場所を示す県警国体・障スポ対策課の秋山次長=4日午後、宇都宮市西川田5丁目

 10月に開催される国体と全国障害者スポーツ大会の安全確保に向けて、県警の補助制度を活用した防犯カメラが4日までに、県内全25市町の競技会場周辺などに計160台設置された。

 警備に万全を期すため、県警は2021年度に「街頭防犯カメラ設置補助制度」の運用を始めた。1台につき20万円を上限に補助し、各市町の設置を促進してきた。自治体が設ける防犯カメラは1台40万円ほどが多いという。

 設置数は、大会のメイン会場となる県総合運動公園陸上競技場などがある宇都宮市内が最も多く37台。4日は県警国体・障スポ対策課の担当者らが同競技場周辺の設置場所や狙いを報道陣に説明した。

 同課の秋山英輔(あきやまえいすけ)次長(49)は「テロなどの不法行為に対して抑止力を発揮する。観客らの犯罪被害防止や周辺の住民に対する安全確保にも非常に有効」と強調した。県警は両大会の開催関連以外でも、防犯カメラが犯罪発生の抑止力となることを期待している。