2005年12月、日光市(旧今市市)大沢小1年だった吉田有希(よしだゆき)ちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件で、殺人罪に問われた鹿沼市西沢町、無職勝又拓哉(かつまたたくや)被告(36)が2日までに、東京拘置所で下野新聞社の取材に応じ「早くここから、出してほしい。無罪しかないと思っている」と控訴審判決を直前に控えた現在の心境を語った。一方、有罪判決の時は「無罪になるまで闘う」と上告する考えを示した。

 8回の審理が行われた控訴審を振り返り無罪に期待を寄せる理由について、検察側証人の法医学者が被告の「自白」に関して「(客観的な状況と)2~3割は違うかもしれない」と証言した点を指摘。「検察側の証人が自白はおかしいと認めている」と強調した。