「詞画集」を出版した辻さん

 【宇都宮】駒生町、元小学校校長辻孟嗣(つじたけし)さん(73)はこのほど、長年創作してきた「はがき絵」の作品をまとめた「詞画集 やはらかな空氣(くうき)」を出版した。

 辻さんは宇都宮大卒。旧南河内町で教職に就き、2010年に下野市国分寺小校長で退職した。教諭時代から絵画に親しみ、栃木県や宇都宮市の芸術祭で数々の受賞歴を持つ。栃木県美術作家連盟会員。

 はがき絵の制作は、1986年に児童からもらった小さな花を描いたのがきっかけ。それ以降、自宅周辺の散歩道や勤務校などで見つけた花の絵に、「野の花がまぶしいくらいきれいだと思って」「教室の花びんにねこやなぎを見つけた」などと、思い付いた短文を添えて創作してきた。

 書籍では、はがき絵をはじめ国内外の旅先の風景画や、人物画も含めた93作品を収録。いずれも水彩の淡い色調、柔らかいタッチで描かれている。辻さんは「新型コロナウイルス禍で外出ができない中、(書籍で)心がホッとするようになってほしい」と話した。

 300部発行。A4判カラー、64ページ。2200円。市内書店などで販売している。(問)下野新聞社コンテンツ推進部028・625・1135。