北関東フリーパスの対象エリア

 栃木、茨城、群馬3県でつくる「北関東三県広域観光推進協議会」とネクスコ東日本関東支社は1日、定額料金で主に3県内の高速道路を自由に乗り降りできる「北関東周遊フリーパス」の販売を始めた。宿泊観光を促すため、2日間か3日間の連続利用が条件となる。利用期間は11月末まで。首都圏からの往復が割安になるプランも用意し、新型コロナウイルスの影響で落ち込む観光需要を喚起する狙いだ。

 フリーパスはウェブで事前申請し、自動料金収受システム(ETC)の利用が必要となる。3県と埼玉県の一部に設定したエリア内の東北、北関東、関越、上信越の各自動車道などを定額で乗り降りできる。

 首都圏からの誘客に向けて、東京、埼玉、千葉の3都県と茨城県南部にまたがる「出発エリア」との1往復の料金を含む「首都圏出発プラン」も用意した。

 料金は周遊プランが2日間で普通車6500円(軽自動車・二輪車は5千円)。3日間では同7500円(同6千円)。首都圏出発プランはそれぞれ千円増しの料金となる。

 同協議会が示すモデルプランは、群馬県の高崎インターチェンジ(IC)を発着点とする2泊3日旅行。1日目は群馬の月夜野IC周辺で観光後、宇都宮ICを経由し鬼怒川温泉で宿泊。2日目は足利IC経由であしかがフラワーパークに寄り、北茨城市温泉に。3日目はひたちなかIC周辺などを観光する。通常であれば1万7930円かかるが、パスを使えば1万円以上安くなる。

 県観光交流課は「泊まりがけで北関東を周遊して、各地の観光地を満喫してもらえたら」と活用を呼び掛けている。

 利用期間は、春の大型連休前後(4月27日~5月9日)とお盆期間(8月9~17日)は対象外となる。ネクスコ東日本ホームページの「ドラぷら」で希望するプランや利用開始日を選んで購入する。