本県などに適用されていた新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が21日をもって解除された。同日に県と宇都宮市が発表した新規感染者数は248人。祝日だったためか、2月15日の1107人と比べて大幅に減少した印象だが、3月22日以降も600人を超える日があるなど高止まりしている。

 本県に過去3度出された緊急事態宣言を振り返ると、宣言終了日の新規感染者数は21年9月30日が20人、同2月7日が10人、20年5月14日が1人。医療提供体制の拡充やワクチン接種の促進など状況は当時と異なるが、多くの感染者が確認される中での重点措置解除に「ウィズコロナ」時代を強く感じさせられた。

 今年に入り気になっていたのが死者数の増加だ。1月12日に118人目の死者が確認されてから、わずか3カ月足らずで倍以上の累計240人(28日時点)に達した。

 社会に衝撃を与えたタレント志村(しむら)けんさんの急逝から29日で2年。目に見えぬ怖さ、先が見えぬ不安と対峙(たいじ)する日々が続く中、気を緩めず感染予防に努めたい。