摩利支天塚古墳の御墳印(左)と琵琶塚古墳の御墳印

 【小山】県内最大級の前方後円墳である飯塚の国史跡の摩利支天塚(まりしてんづか)古墳と琵琶塚(びわづか)古墳を広く周知しようと、市は訪れた人に無料で配布する「御墳印」を作成した。両古墳に隣接する「摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館」で、29日から配布している。

 寺社巡りで人気の「御朱印」にあやかり、古墳でもできないかと市文化振興課職員の所崎萌々香(しょざきももか)さん(24)がデザインした。両古墳の周りで菜の花が咲き乱れる季節に合わせ、菜の花と資料館キャラクターの「びわくん」「まりちゃん」を組み合わせたという。

 所崎さんは昨年、市内に残る中世の城跡である祇園城、鷲(わし)城、中久喜城の「御城印」もデザインした。御墳印のアイデアは、奈良県などで先行して配布されているのを参考にしたという。所崎さんは「菜の花に囲まれた古墳をぜひ見に来てほしい」と話している。