五十嵐順知(左)と斎藤元昌

寄贈された新資料「私学校願」(右上)など4点の新資料

五十嵐順知(左)と斎藤元昌 寄贈された新資料「私学校願」(右上)など4点の新資料

 明治初年、英語を中心に欧米の学問を教える私立の英学校「育英社」が、壬生町内に開校していたことが30日までに、町歴史民俗資料館の調査で分かった。寄贈された資料の中から、「私学校願」など4点の新資料が見つかり、旧壬生藩の藩医斎藤元昌(さいとうげんしょう)(1828~1913年)らが私財を投じて設立した「幻の私学校」の姿が判明した。

 同館の中野正人(なかのまさと)学芸員(62)は「育英社は北関東で初の本格的英学校。当時の壬生の文化レベルの高さが分かる」と語る。