大賞になった斉藤健一さん(大田原市)の作品「SMILE」

 第25回しもつけ写真大賞(下野新聞社、とちぎ未来づくり財団主催、県カメラ商組合、県写真家協会後援)の最終審査が29日、下野新聞社で行われ、大賞に大田原市富士見2丁目、会社員斉藤健一(さいとうけんいち)さん(40)の作品「SMILE」が選ばれた。

 同賞は県内の写真文化の向上などを目的に毎年開催。今回は492人から1797点の応募があった。最終審査では入選400点から大賞1点、準大賞2点、特選3点、準特選10点、優秀賞15点、佳作20点の計51点を選んだ。

 審査委員長の写真家藤村大介(ふじむらだいすけ)さん(51)は「レベルの高い作品が数多く集まり、最後まで迷った。大賞作品は、子どもの無邪気さが表現されているほか、撮影者との距離感がよく表れている。背景の桜が季節感とともに柔らかな雰囲気を作り出している」と講評した。

 入選作品は5月7~15日に県総合文化センター第3、4ギャラリーで展示され、表彰式は同7日に行われる予定。準特選までの上位入賞作品を紹介する特集紙面を後日掲載する。

 斉藤さんの話 大賞受賞には驚きましたが、選んでいただき感謝しています。今後の励みにしていきます。子供の一番の笑顔を撮ることを心掛けてきました。意識しているのはコミュニケーション。好きなキャラクターやフレーズなどの話題で会話を盛り上げながら、笑った瞬間を狙っています。

 今回は撮影場所にもこだわりました。普段から遊んでいる自宅近くの公園だったので良い表情を引き出せましたし、画面いっぱいの桜をバックに入れることができました。個人的にもお気に入りの一枚です。