第14回とちぎ「あした天気になあれ」ジュニアゴルフ競技大会(下野新聞社主催、県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会共催、大田原市特別協賛)は28日、大田原市の千成GC(パー72)で行われ、中学男子(6543ヤード)は昨夏の全国大会で日本一に輝いた常盤和也(ときわかずや)(鹿沼東)、同女子(5969ヤード)は三次凪(みつぎなぎ)(茨・茨城キリスト教学園)がそれぞれ初優勝した。
快晴ながら、朝から10メートルを超える強風に各選手が苦しんだ。午後0時35分には同市でこの日県内最高の最大瞬間風速19・5メートルも記録した。
中学男子は大熱戦。10オーバー82で常盤と粂谷海翔(くめがいかいと)(栃木東)が並んでプレーオフ(PO)に。10番パー5(486ヤード)が舞台となったPOは、常盤が10メートルのバーディーパットを沈めて王者に就いた。
同女子は三次が3バーディー6ボギーの75にまとめた。連覇を狙った大原寧々(おおはらねね)(国本)は8番パー4でOBをたたくなど79で2位。3位には昨年12月の小山ジュニアカップで2位の松枝未倖(まつえだみゆき(石橋))が食い込んだ。