cafecon33のイメージ(アサヒフード提供)

 売店食堂運営のアサヒフード(東京都港区、関茂(せきしげる)社長)は26日、京急電鉄(横浜市)の品川駅上りホームにカフェコンビニ「cafecon33(カフェコンサーティースリー)」をオープンする。新型コロナウイルス禍で、小売店獲得に苦戦する京急電鉄側から出店依頼を受けた。アサヒフードは売店運営のノウハウを生かし、京急電鉄駅構内への出店拡大を狙う。

 アサヒフードは宇都宮市越戸4丁目に本店を置く。2021年、東京五輪の輸送スタッフら向けに無人のコンビニを展開した。京急電鉄側は五輪での活動に着目し、依頼したという。

 cafecon33は、本格的なコーヒーを提供するカフェと、コンビニの複合展開をコンセプトとした新ブランド。今後のインバウンド(訪日外国人客)需要回復を見込み、駅構内の好立地を早期に獲得する狙いもある。幅広い客層の消費動向を捉えられる駅構内での経験をマーケティングに生かし、将来的には路面店での展開も狙う。

 1号店の面積は約30平方メートルで、軽食や日用品、スイーツなど約800点を取り扱う。メインの商材は、コカ・コーラ社のコーヒーブランド「コスタコーヒー」で、コーヒーマシン2台を備え、入れたてを提供する。立食式のイートインスペースも設ける。営業時間は、午前7時~午後9時(土日祝日は午後8時まで)。

 関社長は「コロナ禍で困っていた京急電鉄のお役に立ちたかった。お客さまに少しでも癒やしの時間を提供できる店を目指していきたい」と話している。