豪農屋敷で仕事をする参加者

 【小山】市は体験型交流施設「門善屋(もんぜんや)」として1月にオープンした下国府塚(しもこうつか)の豪農屋敷で25日、働きながら休暇を取るワーケーションの1日体験を初めて行った。

 同施設は市有形文化財に指定された築400年以上の古民家。母屋にそば店「季楽」、離れにコワーキングスペース「HANARE」を設けた。

 1日体験は、都会に住む人に田園風景を感じながら仕事をしてもらい、移住定住の促進などにつなげる狙い。今回は市内と茨城県からデザイナーや医師、大学教授など比較的場所に縛られない働き方が可能な職種の7人が集まった。欄間の装飾や畳が特徴のコワーキングスペースで、他の参加者と話したり仕事をしたりしてそれぞれの過ごし方を楽しんだ。

 犬塚3丁目、デザイナー池澤拓真(いけざわたくま)さん(38)は「広い空間で違う業態の人と話せることが新鮮。気分転換にたまに来るといいなと思った」と話した。

 市は今後も形を変えながらワーケーションイベントを定期開催する予定。