中山由起枝(日立建機提供)

 日立建機は24日、クレー射撃女子で東京大会を含め五輪5大会に出場した中山由起枝(なかやまゆきえ)(43)=小山市出身=が第一線での競技活動を3月末で終了すると発表した。今後は同社に籍を置きながら後継者の育成を図り、産後の競技復帰を目指す女性アスリートの支援活動などを行う一般社団法人「MAN」の代表理事にも就任する予定。

 中山は「今後は競技経験を生かし女性の抱えるさまざまな問題へも着目しながら人財育成の場や社会に、私の持つ全てを還元していきたい」とコメントを発表した。国内大会には今後も出場する可能性があるという。

 中山は2000年シドニー大会で五輪に初出場し、08年北京大会で4位。ロンドン、リオデジャネイロ大会にも出場し、昨夏の東京五輪では夫の大山重隆(おおやましげたか)(大山商事)と臨んだ混合トラップで5位となった。

 小山市の浅野正富(あさのまさとみ)市長は「東京オリンピックで日本人女子最多5度目の出場を果たし、その姿にたくさんの感動をもらいました。小山市民を代表して心から健闘をたたえたいと思います」などとコメントした。