福島、茨城、栃木3県境地域の活性化を目指すFIT構想推進協議会の総会が1日、茨城県日立市内のホテルで開かれた。本県の北村一郎(きたむらいちろう)副知事は、3県の8市町でつくる「八溝山周辺地域定住自立圏推進協議会」から圏域へのドクターヘリ導入の要望が出ていることを報告し、同定住圏の中心市・大田原市の津久井富雄(つくいとみお)市長が「救える命を確実に救いたい」と導入を訴えた。
総会には会長の内堀雅雄(うちぼりまさお)福島県知事、大井川和彦(おおいがわかずひこ)茨城県知事をはじめ、那珂川町の福島泰夫(ふくしまやすお)町長ら構成36市町村の首長などが出席した。