小菅一弥氏

 4期目も無投票で、県内最大の人口を誇る町のかじ取り役を担うことになった。かつて政争の町と言われたこともある壬生。無投票が3回続くのは初めてだ。 「3期目の実績から、この流れで町を発展させてほしいという皆さんの期待を感じている。それだけに大きな責任と重圧も感じる」と身を引き締める。

 3期目は、会員制量販店「コストコ」の誘致や新庁舎建設などの実績を積み上げた。「北関東自動車道壬生インターチェンジなど、前の町長さんたちが作っておいてくれた下地に1期目から進めてきた施策が結び付いた結果」と振り返る。

 コストコが出店する区画整理事業地は、10年ほど前から事業推進を提案していた。誘致では米国本社の社長夫人に本県土産を贈る気遣いもみせ、実現させた。

 人口増は1期目からのテーマ。4期目は「便利な街・自信が持てる街づくり」を掲げる。その一歩として「タウンバス」の実証運行を始める。「安心して暮らせるまちには、公共バスの役割は大きい」と語る。

 町内の飲食店も新型コロナウイルスの影響を受ける。「生の町民の声を聞くために、できる限り飲食店を訪れるようにしている」。上稲葉に妻と母親の3人暮らし。