7月の県内の月平均気温は全域で平年を2・4~4・3度上回り、平年値と比較できる全13観測地点で同月として過去最高を更新したことが1日、宇都宮地方気象台の気象速報で分かった。同月の日照時間は10地点で過去最長だった。太平洋高気圧とチベット高気圧の2層の高気圧が本県上空を覆ったためという。同気象台は「記録的な猛暑となった」と分析している。

 7月は高さの異なる2層の高気圧に覆われる日が多く「2枚重ねの布団をかぶったような状態」(同気象台)となり、気温が上昇。また下降気流が強まり、雲ができにくかったため、日照時間が長くなった。

 同気象台によると、同月の月平均気温は高い順に佐野28・6度(平年比プラス4・3度)、小山28・2度(同3・8度)、宇都宮27・6度(同3・4度)、真岡27・3度(同3・6度)などとなった。

 同月の日照時間は佐野200・6時間(平年比162%)、大田原198・3時間(同160%)、五十里198・2時間(同158%)など、10地点で同月として過去最長だった。

 また同月23日に県内観測史上最高の39・2度を記録した佐野など7地点で、同月の日最高気温を更新。日最低気温は6地点で過去最高を記録した。

7月の月平均気温
観測地点 実況値 平年差(℃) 順位
宇都宮  27.6 +3.4 (1)
那須高原 22.7 +2.9 (1)
五十里  23.6 +3.0 (1)
黒磯   25.4 +3.2 (1)
土呂部  21.6 +2.7 (1)
大田原  26.7 +3.9 (1)
奥日光  20.1 +2.4 (1)
今市   25.2 +3.4 (1)
塩谷   25.9 +3.1 (1)
那須烏山 26.4  -    -
鹿沼   26.9 +3.7 (1)
真岡   27.3 +3.6 (1)
佐野   28.6 +4.3 (1)
小山   28.2 +3.8 (1)
※那須烏山は統計期間10年未満のため平年差、順位なし