大田原市長に初当選した相馬憲一氏

 大田原市政初の4氏による選挙戦で、現職を189票の僅差で制し初当選した。一夜明けた21日、記者会見に臨み、「よく勝てた。自公の推薦を受け、簗和生(やなかずお)衆院議員と市議17人の支援を受けた現職に挑んだ。この結果に驚いており、大変光栄」と率直に語った。

 「後援会会員から紹介された方が選挙運動に参加してくれ、日に日に裾野が広がった」ことが勝因という。

 今後はまず、第1の公約に掲げた財政健全化のための第三者委員会設置に着手する。「メンバーを固め、予算を算出。6月議会に(議案を)提出し諮っていきたい」。市単独補助金を対象に議論する考えで、現在5割助成の給食費補助は取りやめる方向性を示した。

 政策実現にはオール野党に近い市議会の協力が必要となるため、「市を良くしようとの方向性は市議も私も同じ。丁寧に説明し理解を得たい」と話す。

 相馬市政の第一歩は、いばらの道だが、「公約に掲げた一つ一つをやっていくことで、活力を持てる市になっていく」と決意する。

 選挙活動中の睡眠は一晩約3時間だったが「昨夜は倍の6時間眠れた」と笑顔。妻と長女と3人暮らし。