梵天を担いで石段を上る自治会関係者

岩本観音に奉納された梵天

梵天を担いで石段を上る自治会関係者 岩本観音に奉納された梵天

 【宇都宮】岩本自治会は20日、新里町の岩本観音で雷電神社祭梵天(ぼんてん)奉納を行った。

 同梵天奉納を含む「岩本観音と地域の伝統行事」は2月、市民遺産(愛称・みや遺産)に認定された。

 市文化課によると、岩本自治会の梵天奉納は、遅くとも1948年から続いている。五穀豊穣(ほうじょう)と、雷による災害除けを願う伝統行事として地域に伝わっている。

 この日、自治会役員らは長さ約13メートルの真竹の先端に、房状の幣束を取り付けた梵天を制作。92の石段を担いで上り、岩本観音に奉納した。奉納には地域の子どもたちを含め約40人が参加した。同自治会の角山久(すみやまひさし)会長(69)は「みや遺産認定後初の伝統行事となり感慨深い。皆さんと協力して地域に親しまれる歴史文化資源の継承に努めたい」と話していた。