日光東照宮御本社内で行われた神事に参列した渡辺棋王(前列左)、永瀬王座(前列右)ら

 日光市山内の日光東照宮で20日行われる将棋の渡辺明(わたなべあきら)棋王(37)に永瀬拓矢(ながせたくや)王座(29)が挑戦しているタイトル戦、第47期棋王戦5番勝負第4局を前に19日、両対局者らが東照宮御本社内で必勝祈願した。

 タイトル戦は下野新聞社など主催。第3局までは、10連覇がかかる渡辺棋王の2勝1敗となっている。東照宮での将棋タイトル戦は1990年に行われた竜王戦7番勝負第2局以来で、棋王戦の対局場となるのは初めて。

 この日は午後3時半、神事が執り行われ、両対局者や立会人の木村一基(きむらかずき)九段ら5人が参列。渡辺棋王と永瀬王座はそれぞれ玉串をささげ、勝利を願った。

 東照宮の稲葉久雄(いなばひさお)宮司(81)は「最高峰の対局が徳川家康(とくがわいえやす)公の御神前で行われることが意義深い。御祭神が喜ぶような名勝負を期待しています」と話した。

 第4局は東照宮客殿で20日午前9時から行われる。