県春季大会と県総体の統合などを通達した理事会=18日午後、県教育会館

 県中体連が来春から春季大会と県総体を統合した上で、県総体の前倒し実施を決めた。近年の気温上昇を受けた熱中症リスクを低減する目的で、数年の議論を経て子供の命と安全を守ることを最優先に決断した。

 県中体連によると、県総体を実施している7月下旬の気温はここ20年ほどで平均2~3度上昇しているという。屋内外にかかわらず、地区大会は空調など環境の整っていない会場で実施せざるを得ないケースも多く、連盟内でも問題意識が高まっていた。

 安全確保は最優先課題だが、中体連主催大会が減ることは選手の活躍の場の減少も意味する。各競技では代替大会など代わりの舞台を模索する動きが始まっている。再び過密日程とならないように配慮する必要はあるが、子供たちの思いや努力に報いるアイデアを期待したい。