霧に覆われた御来光に向かって万歳する登山者ら=1日午前4時40分、男体山山頂

 日光二荒山神社の神体である男体山(2486メートル)の夜間登山が1日午前0時に解禁され、約800人の登山客が入山した。山頂では雲がかかり御来光は拝めなかったが、霊峰の頂に到達した思いをかみしめていた。7日まで。

 男体山登拝講社大祭(登拝祭)の中心行事。15年ぶりに大接近した火星が輝く星空の下、登山客は歩を進めた。山頂の奥宮には神奈川県愛川町角田、会社員佐藤圭介(さとうけいすけ)さん(31)が約1時間16分で一番乗りした。

 夜明けを前に、登山客が続々と到着。御来光を待ったが、日の出の午前4時40分ごろには一体が雲で覆われて見ることができず、万歳をしたり、記念写真を撮ったりしていた。

 初挑戦した日光市吉沢、同市今市第三小4年大門優斗(だいもんゆうと)君(9)は「つらかったけれど、楽しかった。日の出を見にまた来たい」と話していた。