まん延防止等重点措置の解除について説明する福田富一知事=17日午後7時15分、県庁

 栃木県は17日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、21日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」の解除後の対応を決めた。22日~4月10日の約3週間を「感染再拡大防止徹底期間」とし、引き続き県民や事業者に感染対策の徹底を求める。同11日からは、県内の宿泊や日帰り旅行代を割り引く「県民一家族一旅行」を再開する方針。

 1月27日から約2カ月続いた県内全域の飲食店への営業時間短縮要請は21日で終了する。

 第6波ピーク時に比べ新規感染者数は減少し、医療提供体制への負荷も減りつつあるが、年度の切り替わりによる会食機会の増加を踏まえ、会食は「同一テーブル4人以内」「2時間以内」、県内外を問わず移動の際に基本的な感染対策を徹底することなどを求める。

 無症状者を対象とした無料検査は4月10日まで延長。一方、不足していた検査キットの供給が回復したため、濃厚接触者を検査せずに医師が陽性判断する「みなし陽性」は今月末で終了する。

 県民一家族一旅行の期間は、ゴールデンウイーク前までを想定。売り上げが落ち込んだ飲食店を支援する「Go To イート」も4月11日から販売を再開し、利用期限を5月22日までに延長する予定。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は会議後の記者会見で「新規感染者数は緩やかに減少しているが、再度増加に転じる可能性もある。社会経済活動を徐々に再開しつつも、引き続き緊張感を持って感染対策の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。