那須町長選は、現職の平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(59)が無投票で再選。初当選後から着々と支持基盤を固めた平山氏の態勢は盤石で、対抗馬擁立の動きは出てこなかった。

 前回町長選で「財政健全化」を訴えた平山氏は任期中、旧小学校跡地のテニスコート整備を白紙に戻すなど徹底した大型事業の見直しを実施。財政の余裕度を示す経常収支比率は2018年度の93・5%から3年で90・5%に改善、貯金に当たる財政調整基金は19年度の10億8千万円から2年で19億7千万円に増えた。全国自治体の経営力を順位付けした「自治体四季報」の21年度ランキング総合部門で、町は前年の638位から207位に上昇した。