茂木町で昨年11月、小学女子児童が下校の送迎バス内に約1時間取り残されていたことが15日、町教育委員会への取材で分かった。児童は、車庫に止まったバスから自力で降りて帰宅した。翌日から2日ほど学校を休んだが、現在は普段通り登校しているという。町教委はバス運行の委託業者の運転手が児童の降車確認を怠ったとして、ミスを認めている。

 町教委によると、児童は昨年11月29日午後3時ごろ、下校の送迎バスに乗ったが、バス停で何らかの理由で降りることができず、学校近くの車庫に戻ったバス内に1人で残された。1時間程度置き去りになったが、自力でバスから外に出た。保護者は児童の帰りが遅いのを心配して学校に連絡したが、児童は間もなく1人で歩いて帰宅したという。

 翌日、教育長、校長、バスの運行会社が、保護者に「運転手が児童全員の降車確認を怠った」とミスを認め謝罪した。その後、複数台のバスを運行する同じ業者の別のバスの運転手と相互に降車確認を行うなど新たな再発防止策を示し、了解を得たという。

 関栄二(せきえいじ)教育長は「児童に怖い思いをさせてしまった。こうしたことが二度とないよう再発防止を徹底したい」としている。