無投票再選を果たし、花束を受け取る平山氏=15日午後5時25分、那須町高久甲

 任期満了に伴う那須町長選は15日告示され、無所属の現職平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(59)=自民、公明推薦=のほかに立候補の届け出はなく、平山氏の無投票再選が決まった。

 平山氏は午前8時から、同町湯本の那須温泉神社で必勝祈願。同9時半から同町高久甲の選挙事務所駐車場で出発式を行い、遊説カーで町内を回った。出陣式は午後4時45分に同会場で始まり、同5時すぎに無投票当選の知らせが入ると、集まった支持者が大きな拍手で祝った。

 出陣式から切り替わった選挙結果報告会で、支持者らに向かい深々と頭を下げた平山氏は「こうして当選させていただいたことを決して忘れない」と感謝し、2期目に向け「新型コロナウイルスから町民の命を守ることを最優先に、基幹産業の観光、農業を守りポストコロナ時代に対応していく。必ず、皆さんと一緒に幸せなまちをつくりたい」と決意を語った。

 会場には簗和生(やなかずお)衆院議員、渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員と5人の県議のほか、県内外から10人の市町長が駆け付けた。

 平山氏は後援会などの要請を受け、昨年11月末に立候補を表明。町の財政健全化やコロナ対策などで成果を上げた1期4年の実績を踏まえ、「コロナ禍から命と暮らしを守る取り組み強化」「ウィズコロナ、ポストコロナ時代の経済活性化」の二つを最優先課題と位置付け、企業誘致による雇用拡大、子育て・教育環境の充実、防災・減災対策などに取り組むとしている。