マニフェストを発表した高際氏

 【栃木】4月10日告示、17日投開票の市長選で、立候補を表明している宇都宮大名誉教授の新人高際澄雄(たかぎわすみお)氏(73)が9日、市内で記者会見を開きマニフェスト(選挙公約)を発表した。

 「住み続けられるまちづくりのための基本施策」として(1)暮らしの応援(2)子育て支援(3)文教政策(4)環境への取り組み(5)街の総合的発展-を提示。それぞれに具体的な取り組みを挙げた。

 子育て支援として「赤ちゃん誕生祝い金」の1人目からの支給、文教政策として奨学金制度の拡充、街の総合的発展として市営コミュニティーバス「ふれあいバス」の75歳以上無料化などを示した。新型コロナウイルス感染症対策としては、人権に配慮した情報公開の推進に取り組むとした。

 高際氏は、市岩舟総合運動公園内に民間企業が建設したサッカー専用スタジアムを巡る市の対応を改めて批判。市による公園使用料の免除は違法などとした宇都宮地裁の住民訴訟判決に触れ、「(市長になった際は、市の控訴は)取り下げたい。判決に従って固定資産税や使用料を取りたいと考えているが、法律に詳しい人の援助を得て検討したい」などと話した。

 市長選では、現職の大川秀子(おおかわひでこ)氏(74)=自民推薦=が再選を目指して立候補を表明している。