栃木県議会議事堂

那須特別支援学校に併設された寄宿舎。老朽化などを理由に県教委は2022年度末での閉舎を決めた=2月下旬、那須塩原市

栃木県議会議事堂 那須特別支援学校に併設された寄宿舎。老朽化などを理由に県教委は2022年度末での閉舎を決めた=2月下旬、那須塩原市

 那須特別支援学校の寄宿舎閉舎を巡り保護者らから反対の声が上がっている問題で、9日の県議会文教警察常任委員会で議員が県教委の対応について「疑問を感じている」とただす場面があった。

 質問したのは民主市民クラブの加藤正一(かとうしょういち)氏。保護者や福祉関係者から寄宿舎の存続を求める約7千人分の署名が県教委に提出されたことや、大田原市議会での陳情採択を「非常に重い」と指摘。これまでの経過と今後の対応に関して説明を求めた。

 県教委の担当者は「昨年7月に利用者の保護者に説明し、11月に公表したが、特に反対する声は聞こえずご理解いただけたと考えた」と説明。その後に反対の声が出たため、29日に在校生や卒業生の保護者らを対象にした説明会を開く方針を示した。

 加藤氏は「話し合いの方向によっては当面は寄宿舎を継続することも含めて検討し、真摯(しんし)に対応してほしい」と求めた。