オモイガワザクラをモチーフにした畳縁

オモイガワザクラと思川がモチーフの畳縁

オモイガワザクラをモチーフにした畳縁 オモイガワザクラと思川がモチーフの畳縁

 【小山】城山町2丁目の畳店「立堀タタミ内装」はこのほど、市のPRも兼ねて市の花「オモイガワザクラ(思川桜)」と思川を題材にしたオリジナルの畳縁(べり)を製作した。発売時期や価格は未定だが、雑貨などにも加工する予定で、同社の立堀裕保(たてぼりひろやす)さん(42)は「畳に関心を持つきっかけになると良い」と話している。

 畳縁は紺、ピンク、ベージュ、水色の4種類。10枚の花弁が特徴のオモイガワザクラと市の中心部を流れる思川が織物で繊細に表現されている。桜柄の畳縁が元々人気だったことに加え、新型コロナウイルス禍の中で家の中で少しでも自然を感じてもらおうとモチーフに取り入れた。

 近年は新築住宅で和室が減り、畳離れが進んでいる。同社は「何もしなければ、将来的に畳自体がなくなってしまうのではないか」と危機感を覚え、昨年10月ごろから1906年の創業以来初めてとなるオリジナル畳縁作りに取り掛かった。デザインは広告デザイン制作のあからん(雨ケ谷)に依頼し、製造は畳縁製造の高田織物(岡山県倉敷市)に委託した。

 座敷の畳縁だけでなく、ヘアゴムやコースター、レジャーシートなどとしても販売する。立堀さんは「オモイガワザクラのように長く愛されるように育てていきたい」と意気込んでいる。