体勢を崩しながらもゴールを狙うバックスのFW寺尾。その寺尾が入る第2セットの飛躍もチームを支えた=2月19日のホームひがし北海道戦

バックスの今季成績

体勢を崩しながらもゴールを狙うバックスのFW寺尾。その寺尾が入る第2セットの飛躍もチームを支えた=2月19日のホームひがし北海道戦 バックスの今季成績

 アイスホッケーアジアリーグの国内リーグ戦「ジャパンカップ」のHC栃木日光アイスバックスは全日程を終え、前期7勝5敗の2位、後期8勝4敗の3位で4季ぶりのプレーオフ(PO)進出はならなかった。スピーディーなパスホッケーを基盤に進化を続けた藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督体制1年目。今季の戦いを振り返り、収穫と課題を探る。

 昨季に引き続き、新型コロナウイルスの影響で流動的な日程となった。バックスは選手の感染で前後期4試合ずつが中止に。リーグ中断で後期2試合が延期となるなど難しい調整が続いた。

 前期は、昨季全敗を喫したRE北海道(旧王子)に完勝した試合があった一方、2年目の横浜にクラブ初勝利を献上するなど波があった。しかし後期になると安定感が増し、パックをコントロールして自陣から素早い展開で相手を崩すスタイルが定着した。

 チームが成長した要因を藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「チームを良くしようと選手同士がコミュニケーションを取ってくれた」と指摘。今季は特に各セットを固定したことも連係向上につながった。