本県の農業産出額

 2020年の農業産出額で、本県の畜産(肉用牛、豚、鶏卵など)は前年比6・0%増の1225億円となり、3年連続で過去最高だったことが8日までに、農林水産省のまとめで分かった。新型コロナウイルス禍で品目ごとの明暗は分かれ、巣ごもり需要に支えられた豚は伸びたが、外食向けが多い肉用牛は落ち込んだ。全体の産出額は0・6%増の2875億円と2年ぶりに増加した。都道府県別順位は8年連続の9位だった。

 畜産は、豚が24・8%増の322億円で最も伸び率が高かった。生乳は6・8%増の394億円と上向いた。肉用牛は6・6%減の213億円、鶏卵は1・4%減の207億円と苦戦した。

 農水省関東農政局は「全国的に豚は巣ごもり需要で価格が上昇したが、外食需要が落ち込む牛肉は苦戦した」と分析した。