今秋をめどに益子町へ本社と工場を移転する松廼家=4日午後、宇都宮市

 弁当製造販売の松廼家(まつのや)(宇都宮市駅前通り3丁目、斎藤久美子(さいとうくみこ)社長)は7日までに、今秋をめどに本社と工場を益子町塙に移転する方針を決めた。本社兼工場を新たに建設する。現在地がJR宇都宮駅西口地区の再開発事業で、複合ビル建設が決まっているため移転先を探していた。北関東自動車道を活用した販路拡大や、地元食材を活用した商品開発などに取り組む。

 同社は1893(明治26)年に創業した。地元食材を使用した常時十数種類の弁当を駅や全国各地の物産展などで販売する。ツアーバス客向けに高速道路のサービスエリアなどへも配達している。2021年からは、下野市の道の駅しもつけでサンドイッチの販売も始めた。