こもを外し、出てきた虫に驚く子どもたち

 【大田原】冬ごもりしていた虫が地上に出てくる頃とされる、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の5日、湯津上の国指定史跡・下侍塚古墳でアカマツ96本のこも外しが行われた。

 アカマツは墳丘保護を目的に植えられ、地域住民でつくる侍塚古墳松守(しょうしゅ)会が毎年、冬の前にわらで編んだこもを幹に巻き付け、啓蟄に合わせて外している。

 この日は、同会員をはじめ、地元の小中学生約60人など計約160人が参加。縄をほどいてこもを外すと多くの虫が姿を現し、子どもたちを驚かせた。

 湯津上小4年木村丈太朗(きむらじょうたろう)君(10)は「こもに虫とかがいっぱい付いていた」と笑顔。同4年深澤奏多(ふかさわそうた)君(10)は「これからも毎回参加して、湯津上の伝統を受け継いでいきたい」と話していた。