小山の上にそびえるモデルシェルター

換気装置などを備えるシェルター内部

小山の上にそびえるモデルシェルター 換気装置などを備えるシェルター内部

 【矢板】市への2021年度のふるさと納税による寄付額は、2月までに前年度比2倍以上の約2億4100万円に上り、新制度が始まった19年度以降で最高を更新した。大きな要因は、兵庫県の男性から1億円という大口の寄付があったことだという。その高額寄付への返礼品は、全国的にも珍しい地下型防災シェルター。一体どのようなものなのか、開発したこぶし台の企業「未来を創る」を訪ねた。

 県道矢板那須線から矢板南産業団地方面に進むと、左手の小山の上に「未来の舟~The Future Ark」と外壁に記されたモデルシェルターがそびえ立つ。

 同社は、鉄筋工事会社で会長を務めている川口篤史(かわぐちあつし)さん(49)が17年、別会社として創業。厳しい価格競争が続く中、鉄筋コンクリートの技術を生かして自社商品を開発することなどが狙いだった。