ヨシ焼きに伴う灰のようなものが落ちていた県道交差点=栃木市藤岡町蛭沼、5日午前11時20分

灰が乗った車=栃木市藤岡町蛭沼、5日午前11時半

上空を覆ったヨシ焼きの煙=栃木市藤岡町蛭沼、5日午前11時20分

ヨシ焼きに伴う灰のようなものが落ちていた県道交差点=栃木市藤岡町蛭沼、5日午前11時20分 灰が乗った車=栃木市藤岡町蛭沼、5日午前11時半 上空を覆ったヨシ焼きの煙=栃木市藤岡町蛭沼、5日午前11時20分

 「空の色がおかしい」「燃えかすが浮いている」。5日午前、県央地区の上空の“異変”を訴える通報やツイートが相次いだ。関東で「春一番」が吹いた同日は栃木県内でも南寄りの風が吹いており、渡良瀬遊水地で行われたヨシ焼きの影響が広がった可能性がある。

 鹿沼市消防本部によると「空にもやがかかっている」との通報が3件あった。消防車を出動させたが火事などは見つからなかったという。担当者は「勤務して20年近いが、ヨシ焼きの影響とすれば初めてのことだ」と驚いた様子だった。栃木署には約10件の電話が寄せられたという。

 宇都宮地方気象台は同日午前10時すぎ、県南部に強風注意報を発表していた。
 ツイッターには「空が真っ暗で灰が降って怖かった」「宇都宮市にもお知らせ欲しかった」などといった書き込みが相次いだ。

 栃木市渡良瀬遊水地課によると、同市の広い範囲から計9件の苦情が主催者などに寄せられた。直近でヨシ焼きが実施された一昨年は0件だった。同課は「今年はよく燃えたので降灰も多かった。ヨシ焼きは湿地環境を守るために重要なので、ご理解ご協力をお願いしたい」としている。