校旗を返納する海老原校長(奧)

児童代表の言葉を述べる黒川君

校旗を返納する海老原校長(奧) 児童代表の言葉を述べる黒川君

 【下野】薬師寺小で5日、閉校式が行われ、全児童379人と教職員が149年の歴史を誇る母校との別れを惜しんだ。同校は市初の小中一貫校として4月に開校する南河内小中学校に統合され、新たな歴史を刻む。

 式典では海老原忠(えびはらただし)校長が石崎雅也(いしざきまさや)教育長に校旗を返納。海老原校長は1873(明治6)年に教育学舎として開校した同校の歴史をひもとき、「皆さんと最後の1年を過ごせて幸せでした。誇りと自信を持って4月を迎えてほしい」と式辞を述べた。

 児童を代表して黒川律人(くろかわりつと)君(12)が「残りわずかな薬小での生活。感謝の気持ちを持って一日一日を大切にしたい。薬小で過ごした日々を絶対に忘れない」と惜別の言葉を述べた。

 式典の第2部は、運営委員会の児童が司会を務めて「思い出スライドショー」が行われた。カウントダウンセレモニーやバルーンリリースなどの閉校記念イベントや、祖父母に薬師寺小の思い出を聞いたインタビューなどの画像が映し出されると、児童は食い入るように見入っていた。