栃木県庁

ワクチン追加接種加速化に向けた取り組み

栃木県庁 ワクチン追加接種加速化に向けた取り組み

 栃木県は4日、政府が本県など18都道府県で新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置を21日まで延長したことを受け、対策本部会議を開き、飲食店への営業時間短縮要請などを継続することを決めた。ワクチン3回目接種の加速化に向け、1日の接種回数を現状の1・4倍の2万回とする目標を設定。県営接種会場で会社単位での一括予約などを行う。

 高齢者施設などでクラスター(感染者集団)が多発しているため、感染防止策として希望する高齢者施設に抗原検査キットの配布を始めたほか、職員向けに携帯用アルコールなどを配布する。県営接種会場でも福祉施設利用者の優先枠を設ける。

 今月中に3回目接種が必要となる県民は約66万人と見込み、1日の接種回数を現状の約1万4千回から拡大する。県営接種会場では会社単位で10人以上のワクチン接種を予約できるようにし、15日から受け付けを開始する。

 県内では2月以降、10歳未満の感染者が増加傾向にある。3月2日までの1週間では全体の18・1%を占め、全年代で最多。県は5~11歳へのワクチン接種を円滑に進めるため、小学校や幼稚園、保育所などで効果や安全性を周知する。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は会議後の記者会見で「年度末で人の移動が増える前に感染拡大を食い止め、重点措置期間を21日で終了させたい」と述べ、県民や事業者に協力を求めた。