今月末で閉店することが決まった宮カフェ=3日午後、宇都宮市江野町

 宇都宮市江野町の宇都宮アンテナショップ「宮カフェ」が、今月末で閉店することが、3日分かった。管理運営を委託している事業者との契約が本年度末で終了し、新年度から運営を希望する業者が新たに見つからなかったことが理由。新型コロナウイルス感染拡大による売り上げ減などの影響もあるとみられる。

 宮カフェは宇都宮ブランド戦略の一環として、2009年11月、オリオン通りにオープンした。1階では地場産農産物や加工品、伝統工芸品、地元プロスポーツチームのグッズなどを販売しており、2階はビアバー「宮のクラフト酒場」。

 運営主体は、同市や経済団体などでつくる「宇都宮ブランド推進協議会」で、現在は地域商社のファーマーズ・フォレスト(同市新里町)とオリオン通り商店街振興組合の共同事業体に管理運営を委託している。

 同協議会の関係者などによると、管理運営の委託期間は原則3年。本年度末での期限終了に伴い、公募型プロポーザルを実施したところ、参加申し込みがなかった。今後も応募が見込めないことから、同協議会は現店舗の閉店を決めた。当面は、他の既存店舗を活用した宇都宮ブランドの発信などを目指す。

 オリオン通りでは、新型コロナによる業績不振などで店舗の撤退が相次いでいる。