留学中の前原さんが避難場所で撮影し、SNSに投稿した写真=25日、ウクライナ・キエフ(本人提供)

 緊迫した状況が続くウクライナの首都キエフの「シェルター」で避難生活を送っていた栃木県足利市出身、慶応義塾大2年前原剛(まえはらつよし)さん(20)が26日、会員制交流サイト(SNS)を通じ「皆さまのサポートのおかげで迅速に安全な場所へ移動することができました。心から感謝いたします」と無事を報告した。

 前原さんはITを学ぶため、今年1月にキエフへ留学した。その矢先、ロシア軍のウクライナ侵攻による混乱に巻き込まれた。ウクライナへの支援を願い、現地から発信を続けている。

 安全な場所への移動を報告した投稿には「無事でよかった」「ウクライナに早く平穏な日々が戻るよう願うばかりです」など多くのメッセージが寄せられている。

 一方で外務省から邦人への退避勧告が出ていたにもかかわらず現地にとどまっていたことに批判もあったといい、「私の軽率な行動によりご迷惑をおかけした大学関係者、外務省、大使館の皆さま、ならびに不快な思いをされた方々には心から謝罪いたします」とつづった。